で、その内容が目ウロコ。多少、補足を含めてまとめると、
・最近10年ぐらいの統計を見ると凶悪犯罪は増えているが、終戦後や昭和30年代の方がはるかに多く、昭和40年ごろから急減(数分の1)しており、最近になってちょっと増えているという動き。大きなトレンドとしては大きく減少。
・凶悪犯罪とは殺人、婦女暴行、強盗、放火だが、増えているのは強盗だけ。他は減っている。
・年代別の殺人件数をグラフ化すると、どこの国でもほぼ同じ(だから「ユニバーサルカーブ」と呼ぶ)。形としては、10代後半から20代前半が極端に多い。
・が、最近の日本はほぼフラット。つまり今の若者は「史上まれに見る“殺さない若者たち“」である。
・今の若い世代は昔よりもおとなしいというのが正確なところ(ではないか)。
■2006/5/22追記:<参考ブログ記事:「関心空間」さんの「ユニバーサル・カーブ」>■
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