2005年12月10日

続・東証のシステム

1つ前の記事に「追記」として記したとおり、東証のシステムが取り消しを受け付けなかったのは、東証のシステムの仕様が次のようになっていたためのようです(このようにどこかに書かれているのではなく、新聞記事に基づくとこのように考えられる、という私の判断です)。

1. 指値注文を取り消すには、指値を指定する必要がある。

2. 初値決定後、(決定前に受け付けられた)値幅制限外の指値注文の指値は、制限の上限または下限の価格に変更される。

つまり、上記1は、
「指値注文を取り消すには、注文時の指値、または指値がシステムによって自動的に変更された場合には変更後の指値を指定する必要がある。」
という意味である、と。

そうなると今度は、みずほ証券と東証の担当者間で取り消し方法を電話で確認したのにうまく意思疎通ができなかったという点が気になります。30分以上も「おかしいな」を続けていたのでしょうか。

今回の事態は、上記の仕様を誰かが知っているか思い出すことができれば避けられたはず。
または、指値の注文取り消し時に指値を指定する必要がなく、たとえば注文受け付け番号だけで取り消すことが可能なシステムであれば。

過去に似たようなことを小さな被害で経験済みであれば、今回に活かされたでしょうに。
小さなミスは未来の大きなミスを防いでくれることもありますよね。

あ、もうひとつオマケ的に思ったのは、最近は1単元1株で50万円、などという株が多いことも不幸だったな、と。
つまり、
61万円1株→1円61万株
ではなく
610円1000株→1000円610株
ならば入力できず(1000株単位しか発注できない)、
6100円100株→100円6100株
だったら被害はごく小さかった、と。
posted by つきっつ at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュースウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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