2006年02月14日

キミはまだそんな寝言を言っているのかね、Windowsくん

昨日、ひさびさに見ました、これ。
xxx の命令が xxx のメモリを参照しました。メモリが "read" になることはできませんでした。
ご覧になったこと、ありますよね、一度くらい。

このダイアログは、もう何年も何年も何年も昔からこのままなのですが、日本のマイクロソフトはいったい何を考えているんでしょうね?

◇◆◇

翻訳をやっている人ならば、原文は
couldn't be read
かなんかじゃないかな?と見当が付くはずで、さらにコンピュータ関係の翻訳をやっている人やプログラミング経験者ならば、"read" の部分が変数になっていて
Memory couldn't be %s.
というメッセージに
%s="read"
と代入された結果であろう、と推測できると思います。

%s="written" というケースもあって、その場合とメッセージを共有するようになっているのじゃないかな、と。
つまり、
メモリを読むことができませんでした。
が正解というわけです。

◇◆◇

このアホなメッセージを作り出した人、つまり翻訳した人は、
Memory couldn't be %s.
という原文を見て、「%s に何が入るかわからないから翻訳できねーよ。ま、無難に直訳・・・」としたんでしょうが、自分でこのメッセージが表示されるのを見たとき、どう思ったでしょうね。

そもそも誰が悪いんでしょう?と考えると、
・変数処理でメッセージを使い分けるなんてことをしたプログラマじゃない?
1バイトでもプログラムのサイズを小さくしたいってことかもしれないけど、こんな巨大OSでそんな小細工は無意味だよ。

・ていうか、たくさんの言語に翻訳するソフトウェアに、特定の言語の文法に依存するようなシカケを組み込むってのがアホだね。

・そのあたりの設計ガイドラインがないって、おかしくない?Microsoftって。

・ま、とにかくマイクロソフトだっせー

という感じになるのですが、しかしですよ、こんなひどい日本語を放置しておく日本法人の神経が一番わかりません。
Memory couldn't be %s. →メモリ%sことができませんでした。
read → を読み取る
written → に書き込む
と修正すれば解決すると思うんですが、それだけの対処をせずに、この意味不明の日本語を放置しているってのは...自動車ならリコールものだと思うんですが、ソフトウェアは甘いですねぇ。

◇◆◇

と、ここまで勢いに任せて書いてからネットを検索してみると、このことを分析していらっしゃる方を発見(こちら)。

原文に関しては私の推測どおりのようですが、検証によると「これは、制約条件の中で日本の担当者がひねり出した苦肉の策であって誤訳ではない」ということなのですが、うーん...ちょっと好意的すぎる気が...(いや、この方を批判する意図はないのですが)

◇◆◇

シートベルトが義務化されている国に向けて、シートベルトが不要な国から車を輸出するときに、「ウチの車はシートベルトを取り付けるように設計されていないから」と、ちゃちなネジでくっつけてオシマイ、なんてことは許されませんよね。
その国向けに設計し直すのが自動車産業です。

そういうことをしないから、ソフトウェア産業はいつまでも・・・ゴニョゴニョゴニョ

・世界で売ろうとするソフトウェアの設計が自分の国の言語構造しか前提にしていないという点が根本的に間違っていると思いますし、
・大きな売り上げで貢献している(であろう)日本市場からの要求として「みっともないからソフトウェアの構造を変えろ」と主張して通すことのできない日本マイクロソフトもひどい
と思うのでした。

◇◆◇

それにしても・・・苦肉の策ならば
メモリが "read" になることはできませんでした。
メモリが "written" になることはできませんでした。
よりも
メモリを "read" できませんでした。
メモリを "written" できませんでした。
のほうがマシじゃないかなー。
「になる」としているのは、
単なる直訳というアホか、
「ほら、原文が be だから」と言い訳する余地を作っているズルさか、
どちらかだと思います。

あ、そうそう、Excelの
この関数に対して、少なすぎる引数が入力されています。
というのも、未だに(Office 2003でも)ご健在(前バージョンでは「足りない引数」だった気がしますが)。

これも %s に "少なすぎる" か "多すぎる" が入るのでしょうか。
だったら、
この関数に対して入力された引数が%s
として、"不足しています。"、"多すぎます。" とかにすればOKだと思うんですが。

しかも、続きが
その関数に必要な引数の...
って、なんで「その」なのか、小学校で「こそあどことば」についてもう一度勉強してこい!って感じですなー
posted by つきっつ at 23:37| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2006-02-15 03:25
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