2006年02月23日

国会議員の「ITリテラシー」

民主党の永田議員が辞職するようですね。
「自民党武部幹事長の二男宛に3000万送金するように指示した堀江氏のメール」なるものを入手したぞと息巻いたけれども、そのメールがホンモノである証拠を示せず、偽物っぽいという話になって、という情けない自爆。

このメールを永田議員に渡した人物がかなり胡散臭いという話も聞こえていますが、私がこの話を最初に聞いたときに思ったのは、「メールを入手、ってことはファイルで手に入れたのか?転送?添付?まさかプリントアウトじゃないだろうな」ということです。

だって、プリントアウトだったら誰だって数分で偽物を作れます。
忙しくて調べていないのですが、今ごろ2chあたりには、「こんなのどう?」という感じのパロディ偽メールがいっぱい出回っていると思います。

メールそのものを手に入れたのならば、メールヘッダーの中身(通常は表示されていない情報)を調べることで少なくとも幼稚なツクリの偽物ならば見破れる。
でも、そういう話は全然聞こえてきませんでしたね、今回。

ということはやっぱりプリントアウト?
なんともお粗末。

◇◆◇

「プリントアウトしかないんですよ」と言われたのかな?

けれど、流出元がどのような手段でそのメールを手に入れたにしろ、プリントアウトするよりもメールを転送する方がずっとラクチンだというのは、ふだんPCを扱っている人間ならば即座にわかります。

じゃあなぜプリントアウトしかないのか?

「いやぁ、身元を隠すためにプリントアウトして塗りつぶさないと」
「あぁ、それはそうですね、ごもっとも」
で引き下がっちゃったんでしょうかね。

◇◆◇

昔から「怪文書」というものがあって、永田町でも大企業でもそれなりに効果はあるようですが、そんなものを国会の質問に持ち出したら笑われます。

このメールだって怪文書で、それが「電子メール」という新しい装いをしていたからという理由で「ホンモノ」と信じたというのなら、永田議員や民主党国対委員長の「ITリテラシー」の低さが顕著に表れたという気がします。

いや、「ITリテラシー」なんてハヤリことばを使わなくても、単に「思考力欠如」ってことかもしれませんが。

ワタシが永田議員に相談を受けていたら、なんとしてもメール原本を手に入れ、ヘッダーを調べますね。で、発信日時に堀江氏がいた場所から送信元サーバーへのアクセスが可能だったかどうかぐらいは最低限調べる。

それができない条件下で、プリントアウトだけを根拠に、ってのはおっちょこちょいですよねぇ。

◇◆◇

あ、あともうひとつ、「口座情報も手に入れた」と言ってましたが、私だったら、その口座番号と名前が正しいかどうかを確認するために、10円くらい送金してみますね。

国会議員や秘書が直接そんなことをやったらマズい、ということであれば高校時代の友人とかに口頭で依頼して、とかね。
posted by つきっつ at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュースウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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