2004年12月30日

「アメリカン・ヒストリーX」−−アメリカの苦しさ

これも少し古い映画ですが、DVDでつい最近見ました。

脚本、演出ともに「少しばかり素人くさい」と思う部分もありましたが、「本当のアメリカを知る手がかり」として、アメリカの悩みや病を感じることができました。

特に、「白人はえらいはず」と"いつの間にやらなんとなく"思いこんでいる、しかし賢くなく仕事もない白人がヒトラーをあがめている姿は、「醜く、愚かだ」と切り捨てることもできるけれど哀れでもあり、かといって黒人やヒスパニック、アジア系に対する敵意は許せるものでなく、と思いつつ見ていると、あぁ彼らはどんづまり気分なんだろうな、そこから抜け出す勇気のある人はごくごく少数なんだろうな、と実感します。

あまりに「いかにも」な展開ではあるものの、最後の事件のあとで主人公がどのように行動するであろうかと想像していると、パレスチナ紛争をはじめとするさまざまな対立に終わりはあるのかというようなことにまで考えが広がってゆきます。
posted by つきっつ at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽・アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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