2005年01月06日

「しかしそこまで人間は悟れるものかな」

正月の間は新聞を読んでいなかったので、今ごろになって読み返しているのですが、昨晩、寝る前に読んだインタビュー記事の中のことばが記憶に残りました。
1/4の日経新聞2面「戦後日本 私はこう見る」というインタビュー記事で、東大名誉教授の中村 隆英さんという方のお話です。

日本の将来について、他の国に追い越されるのではないか、少子高齢化があるので移民をもっと受け入れないと経済が持たない、と述べたあと、
経済成長しなくていい、人口も減るけどそれでいいという考え方はある。しかしそこまで人間は悟れるものかな。
と続いていました。

なるほど。

「経済成長しなくていい」というのは「「豊かなる衰退」と日本の戦略」のような考えですね。
国全体でなく個人としては、森永卓郎氏の「年収が減っても幸せな暮らしはできるよ」というような−−私はこの人をあまり信用していないので、彼の本のタイトルは出しません。

けれどたしかに「そこまで悟れるか」というと、悟れない人のほうが多そうですね。世の中全体でゆっくり悟っていくのに30年とか。でも30年もたたないうちに「悟れないなら無理矢理あきらめさせてやる」というような変化が起きてしまうよ、というのが今の状態...なんでしょうね。

僕は、移民を受け入れればよいと思います。アジアの人々が多少なりとも日本に憧れ、「日本はやっぱりたいしたもんだ」と思ってくれているうちに来てもらう方がよいんではないかなぁ...「もう、日本てイマイチ。これからは中国か韓国だね」と思われるようになってからでは、優秀な人たちは来てくれないと思うんですよね。


posted by つきっつ at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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