2005年01月07日

「ホテルビーナス」

公開時からちょっと気になっていたのですが、「アイドル映画かなぁ」とためらっていました。
けれど、市村正親への興味が最後の一押しになってレンタルしてみました。
始まってしばらくは、「クサナギくんの歩き方、SMAPのコンサートでステージの上を歩くときと同じ動きじゃないのかなぁ」とか、「やっぱりセリフ回しがちょっとぎこちないな」とか、「ちょっとした動作が不自然だと無意識に感じ取ってしまうんだな、人間てのは」などと気になって映画の世界に入っていけませんでしたが、全体としては「良い感じの小品」だと思いました。

全体の設定、話も、具体的な脚本も、そして演出も「ありがち」といえばありがちで、良い感じで引き込まれたと思ったら次の瞬間にベタな演技で現実に引き戻される、などということもありましたが、作り手が一生懸命やっている雰囲気が伝わってきました。

ハリウッドの大作は、1時間半を楽しませる技術は優れていても「オマエ、この映画を作ったのは金のためだけじゃないの?」と思わされることもあるのですが、この映画は...そうですね、後輩たちが頑張って作り上げた舞台を鑑賞している、という気分でした。

「舞台」であって「映画」でないのは、全体に演劇的な感じがしたためで、カメラや編集、演出もそれを意識したのではないかと思いました。
観客が「舞台っぽい映画だ」と頭の中で位置付けてしまうと、多少わざとらしい動きもあまり気にならないというところも狙ったのかなぁ、というのはイジワルな見方ですかね。

あと、キャスティングがよかったと思います。中谷美紀は美しいなぁ。

映画館で見たら「高い」と思ったでしょうが、レンタルならば見て損はないと思います。


posted by つきっつ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽・アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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