2005年02月04日

ソフトウェア技術者からの論理的な批判を聞きたい

#整理のために「一太郎裁判」というカテゴリを作りました。

引き続き、ジャストシステム vs. 松下裁判の話です。

トラックバックを付けてくださったkomatさんのところのコメントにも書いたのですが、今、問題だと思っているのは、
・マスコミは松下グループの顔色をうかがっているから公平な分析、報道をしていない
・技術者の観点からの冷静で論理的な批判が少ない
ことです。

前者は、松下グループがTV、新聞、雑誌に毎日出している広告の量(金額)を考えれば、マスコミが松下側に批判的なことを言わないのは当然です。
いや、それでよいのだという意味ではなく、マスコミってその程度のもんでしょ、期待していませんよという意味で。

後者は、「これはいったい何の問題なのか?」というのがまず難しくて、僕も記事を投稿するときに「ジャンル」を何にするか大いに迷いました。

視点としては、
・こういう特許を認めた特許庁が悪い、という意見→特許の個別案件の話
・ソフトウェア特許の流れの是非を論じなければという見方→特許制度の話
・松下はセコイという批判→企業の社会的責任論(?)
・「裁判に勝てば他社にライセンス料を要求できるから、とりあえず裁判に弱そうなところを狙った松下の戦略は企業としてOK」という冷静な分析→経営戦略、特許戦略(?)
・まーた、あの裁判官かよ→?
など、いろいろありますね。

けれど、いくつかの分析を読み、この判決だけに絞って考えると
・問題になった特許に該当するためには、「アイコン」をクリックする動作が必須条件
・そこで、「これはアイコンか否か」が最終的な分かれ道になった
「アイコンである」という決め手になったのは、「?」だけでなくマウスの絵が描かれていたからだ
というところがポイントのようです。

となると、赤い太字にした部分が「ソフトウェアに向かう態度として、あまりにトーシロっぽくねぇか?」というような不満がソフトウェア技術者から出てきてもいいんではないかという気がします。

そう考えると、やっぱり「泥酔論説委員」さんの記事は的確だったなと感じます。
posted by つきっつ at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 一太郎裁判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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