2005年02月09日

発明の精神

ジャストシステムが控訴したという日経コンピュータのニュース(こちら)の中にあった浮川社長のことばが目に止まりました。

長くなりますが、リンクをクリックしない方のために引用します。
「そもそも発明の精神は、産業の発達に寄与することを本来の目的としているものであって、発明そのものの権利を乱用することによって技術の発展を阻害するものであってはならない。本件は、その精神から逸脱しており、産業の発達に寄与しない訴訟だと考えている」
正論なり。

アメリカ的な資本主義、利益追求主義、「勝つこと」が大事で「美徳」とか「精神」のようなものが「古い」とか「ダサイ」と言われがちな時流。
そういったものに対して、背骨をしゃんと伸ばしてあらがうのは、そしてその姿を見せることで他の見本となるべきなのは、本来は松下のような会社の役目ではないでしょうか。

きのう紹介した大西さんの記事と合わせて、松下という企業の姿勢という点から今回の問題を考えることも必要だと強く感じます。

◇◆◇

早い時期から優秀なかな漢字変換システムを提供してきたジャストシステムは、文章作成の効率を大幅に向上させるという大きな貢献をしてきた企業です(私も大いに助けられています)。

松下幸之助の精神から遠く離れてしまった松下が、浮川さんに松下幸之助のようなことばをぶつけられた図、というふうに受け取りました。
posted by つきっつ at 13:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 一太郎裁判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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