2006年06月05日

嫉妬深いマスコミによる解釈は邪魔

村上ファンドの村上代表が逮捕前に東証で会見中です。
11時から始まることは知っていたのですが、仕事が気になって見たのは少しだけ。それでもナカナカおもしろかった。

法を犯すつもりはなかったが、ライブドアの宮内氏がニッポン放送を買うというのを聞いてしまった後での行動だったので、検察に「村上さん、聞きましたよね?」と言われたら認めざるを得ない、インサイダー取引の構成要件に該当するのは確かである、なので罪を認める、これでファンドの世界からは身を引く、と。
ミステークがあった、プロ中のプロであると自任しているので、そこは認める、と。

会見場での記者の質問は、ほとんどマイクに拾われていなかったのですが、相変わらず「金儲けしようとして申し訳なかったと言わせたい」ような質問が出た模様で、村上氏が「金儲けは悪いことですか?」と問い返していました。

◇◆◇

弁が立つ人ですし、会見でのことばに見合うような美しい心を彼が持っていたかというと「?」はあるのですが、印象に残ったのは、おそらく記者が「シンガポールに逃げたんでしょ」みたいなことを聞いたからなんでしょう、「じゃあなんで今私はここにいるんですか?」と問い返した後、
・シンガポールに移ったのは別に逃げたわけじゃない。
・けれど、正直言って、日本が少しイヤになってきたかな、と。日本という国が。
・おかしいでしょ、今の日本。能力のある人、成功した人、税金をたくさん納めた人をたたえない。
と言っていた部分。これは同意しますね。
世の中なんてそんなもの、かもしれませんが、今の日本は他人の成功に対する嫉妬心が強い国だな、と。
そして一方で、一部の成功者には媚びへつらうような祭り上げ方をする。
もっと別の接し方、ないのかなぁ。

◇◆◇

過去、能力があったけれどモラル面で何かをやらかし(または立場上責任を取らされ)、その一発で表舞台から消えていった、完全に消えはしないまでも活躍の場所として与えられる舞台がぐんと小さくなってしまった人は何人もいますよね。

人間なんだから、おだて上げられていい気になり、暴走することだってあるのは誰だって理解できるのに、自分が守れないような高いモラルを「有名人」や「お金をいっぱい稼いでいる人」には要求する。

社会なんだからルールを守るのは当然」というのはゴモットモですがぁ、じゃあ「社会なんだから全体の利益になるような才能を持った人は大事にする」って意識も持ってほしいなぁ。

◇◆◇

あ、で、タイトルのココロはですね、村上氏の生の話を聞いているとそうやっていろいろ考えることができるのに、その後のニュースではテレビ局の「思想」に沿った編集とコメントによって「お決まりの型」に調理されたものが出されてきたので、ゲンナリ、ってところです。
posted by つきっつ at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュースウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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