2006年06月07日

エレベーター事故を見て記憶を掘り起こす

エレベーター事故で高校生が亡くなった件。

最初、事故を起こしたエレベーターがしょっちゅうトラブルを起こしていたという話と「シンドラーエレベーター」という初めて聞く社名に、「国内のマイナーメーカーだろう」と思いました。

が、先ほどのニュースで「会社によると、スイスが本社で、台数では世界2位」と。へー、そうなのか。
http://www.schindler.com/
(あれ?でもWikipediaでは「三菱電気」のところに「世界シェア2位」と...過去の設置分を入れて台数2位がシンドラーで、現在のシェア2位が三菱ってことですかね。)

それだけ売れているのなら、一定の信頼性はありそうなものだけど、振動が多かったとか、押していないところで止まったとか、いろいろ報告されているのはなぜだろう?
ちなみに、会社のWeb(日本)に行くと、「事故に関する一連の報道について」というタイトルでコメントが出ており、その中に
報道においてシンドラーの名前が大きく報じられているのは残念なことですが、ご遺族の方への哀悼の意を除いては、捜査当局により事故の原因究明が確定されるまで、コメントを表明することを控えることとしています。
こちら
と。つまり、点検会社か管理会社かユーザーが悪い、と主張したいのかな?これは反感買いそうだけど...
だって、こんなんですよ↓
東京都港区の公共住宅「シティハイツ竹芝」(23階建て)で、都立高校2年の市川大輔(ひろすけ)さん(16)がエレベーターに挟まれ死亡した事故で、市川さんが救出された直後、エレベーターが急上昇し、本来の停止位置から最上階を超えて天井寸前の衝突止めに激しくぶつかって止まっていたことが、警視庁の調べで分かった。
asahi.com
ま、というのはおいといて、エレベーターに関する記憶を主に海外での経験から。

◇◆◇

◇マンハッタンに住んでいる友人とエンパイヤ ステート ビルに行ったときのこと。エレベーターのうち1、2台が点検だか修理だかで止まっていた。
「しょっちゅうだよ。ワイヤーのうち何本かは常に切れかかっているらしいし」
まぁ、4本のうち2本つながっていれば大丈夫、とかなんだろうけど、それにワイヤーが全部切れても数メートル落ちたところでブレーキがかかるはずなんだけど、それでもギョッとしたもんです。

◇1990年ごろ、ヨーロッパのある国に出張したときのこと。車でランチに出かけようということになったのだけど、駐車場は地下、オフィスは4階。駐車場に下がれるエレベーターは小さくて古く、定員は4名。そこに5人乗った。
ちゃんとドアが閉まったので「なんだだいじょぶじゃん」と言ったら、「いや、開くかどうかが問題だ」と現地の社員。
着いた。開かない...重さオーバーで定位置よりも下がり、安全装置が働いてドアが開かない、と。
中から管理会社に電話をして(「この間閉じこめられたときは、おっさんがランチに行っていてなかなか電話に出なくてさー」だって)、住所を伝え、しばし待つ。やがて、そのおじさんが上の方でワイヤーをギリギリと巻いてくれ、箱が少し上がり、ドアは開いた。
いい加減なもんだなと思った。

◇その出張のときに泊まったホテルのエレベーターは、ドアを手で開けて乗り(普通のドアのように手前に引く)、中のかごにはドアはなく、つまり動き出すと目の前を壁が流れていくというものだった。
子供がケガしたりしないのかな、大人がちゃんと見張っていればいいかぁ、と思った記憶が。

◇アメリカにいたとき、図書館のエレベーターは当然のごとくOTISだった。すごく頑丈な鉄の箱という風情で、止まるときにガクンと揺れる。
日本のエレベーターはセンサーとか細かいモーター制御とか使って静かに止めているんだな、さすが電子立国、なんて思った。

ま、つまりですね、なんとなーくですが、欧米のエレベーターって日本のエレベーターよりも「大ざっぱな気分」で作られてないか?って疑念を持っているのでした。
posted by つきっつ at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュースウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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