2005年02月13日

堀江社長は好きじゃないのですが、それでも

TV朝日の田原総一郎の番組にライブドアの堀江社長が出ていました。
フジテレビの親会社であるニッポン放送の株式を35%(以上)取得し、フジに仲良くしましょうと呼びかけている、という騒ぎについてです。

もともと、親会社のニッポン放送の方がフジテレビよりも時価総額が低いので買収のターゲットになりやすいと昔から言われていて、そこに注目した「村上ファンド」(元通産官僚である村上世彰氏が設立)が大株主になったという話題もずいぶん前にありました。
フジテレビにもニッポン放送にも有形無形の資産価値があるのにニッポン放送の株価が安すぎる、というのが背景ですね。

で、フジテレビ側の対抗策はライブドアにとっては想定の範囲内で、という彼の説明は「そうだろうね、当然」と思って聞きました。

しかしそれにしても、と思ったのは、
田原総一郎
■堀江氏がていねいに説明している内容を理解する能力が欠如しているようだった
■フジとライブドアによる株式買付が進んでニッポン放送が上場廃止になったら「堀江さんは大損するじゃないですか」は、「よくわかってない一般大衆を代表して、わかってないフリ」をしているにしてもレベルが低すぎ
ライブドアは株式売買で儲けようとしているわけではない、フジテレビのコンテンツを活かしたビジネスで儲けるのが目的だ、という大前提に突っ込まなきゃダメでしょ

松原 聡(東洋大学教授)
■「ニッポン放送には資産価値があるから上場廃止になっても問題ない」という堀江氏の発言を受けて「専門家の意見」を田原に求められて述べている内容が、回りくどくてトンチンカン

草野 厚(慶應義塾大学教授)
■個人投資家保護はどうなっているんだ、上場廃止になったら彼らは損をする、とヒステリー状態。ニッポン放送の株価が今回の騒ぎで急騰したのを知らないのかな(笑)
堀江氏が「私たちも投資家。みんな自己責任でリスクを負って投資している。明日すぐに廃止されるわけではない。私たちも上場廃止を望んでいるわけではない」と冷静に話しても顔を赤くして「でもアメリカでもTOBのときは」とかうわごとのように言っていた。馬鹿丸出し

◇◆◇

若くて頭がよいけれど今までは「世の中のしくみ上の問題」で50代、60代に押さえつけられてきた「堀江世代」が世の中を少しずつコントロールしていくようになるんだろうな、という流れを感じました。

つまり、堀江氏の目にはフジテレビもサンデープロジェクトの面々も「みんな同じ馬鹿」に見えているんじゃないかな、と。

田原、松原、草野がライブドアの社員で、会議の席であぁいう発言をしたのだとしたら、堀江氏が「お前、馬鹿か?勉強し直してこい」と言ったとしても僕は堀江氏に同意しますね。

ライブドアの「株式分割作戦」は嫌いだけど、旧世代のトロさを排除する動きは応援したいと思います。ちょっと微妙な気持ちですけど(笑)

あ、そうそう、フジテレビにTOBを提案した大和SMBCがTOB発表の直前にニッポン放送株を安く、大量に鹿内家から買っているのはインサイダー取引に抵触するかも、という堀江氏の発言に注目しました。
フジを守るためにと説得して、TOBが行われることを同意の上で、だったのかもしれませんけれどね、それはそれで問題かも。

■関連記事を書きました(こちら)■
posted by つきっつ at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュースウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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