2005年02月24日

やっぱり堀江氏は嫌い

今、テレビ東京で堀江氏の会見の一部を見たのですが、「公正な市場が」とか「公正さが毀損される」とか言っているのを聞き、怒る力も萎えるほど「なにいってんだよ」と思いました。

先日も書きましたが(こちら)、ルールの盲点と人間心理の弱点を突くような形で実態以上に自分の会社を大きく見せてきたのが彼の手法です。
それは、市場の公正さを守る行動ではなく、損なう行為ではなかったでしょうか。

そして、ニッポン放送株を取得するときの時間外取引にしても、たしかにルールに違反してはいないけれど(この点については違法かもしれないという観点での調査を金融庁が始めたようですが)、それはルールが不備だからであって、つまり「抜け穴」を使ったような行為です。

ルールを「破らない」のと「守る」というのは、法律的には同じでも精神としては違うと思うんですよね。
「守る」というのは、ルールに明文化されていない「ルールの精神」を尊重することじゃないかと。

けれど、そんなことは時代遅れだよ、というのが彼の行動が発しているメッセージで、だったら今さら「公正なマーケット」なんて言うなよな、という気分です。
あまりにズルイ御都合主義。

仮処分申請は妥当な行為でしょうけれど、今回の「公正なマーケット」発言で、やっぱり自分は堀江氏のことが嫌いだという思いを強くしました。
フィロソフィーが感じられないな、堀江さん。
posted by つきっつ at 00:09| Comment(3) | TrackBack(0) | ニュースウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
同感です。野球のときの堀江氏はたしかにヒーローだったけど、今回の堀江氏は、まさに乗っ取り。
演出がうまいから、若者受けするけど、注意深く聞いていると彼は非常に詭弁が多いし、TOBをしないで買収をしかけたことなんぞ、ただの卑怯者としか思えない。
それをなんだか改革の旗手のようにもてはやし、フジを守旧派に色分けする人々は、考えが浅いと思う。
この状況は独裁政権が誕生するときの状況に似ている。過激なリーダーと熱狂する若者たち……

ぼくはその人たちに問いたい。自分の会社がTOBをせず時間外取引で買収をしかけられたら、歓迎するのかと。
Posted by 江川 at 2005年03月12日 20:55
江川さん、こんにちは
>この状況は独裁政権が誕生するときの状況に似ている。
なるほど、そうですね。
経済的にパッとせず、失業率が高止まり(日本にしては)していて、未来に対する展望がもてない(財政赤字、人口減少など)という状況に対する不満が背景にあり、「古いモノを壊す人間」が歓迎されるのかな、などと思っています。
「旧弊打破して改革」はよいと思うんですが、壊しさえすれば何でもOKってもんじゃないですよね...
Posted by つきっつ at 2005年03月13日 12:06
はじめまして、つきっつさん。
どこかにこのけんかを書いてるプログがないかと検索してところ、このプログに行き当たりました。
とりあえずよろしく。

仮処分は残念です。ですが、フジが次に何を出してくるか、スポーツの試合観戦をしているようで目が離せません。

時間外取引がOKというなら、フジも時間外取引でライブドア株を大量買付けしたらどうでしょう(笑)

ぼくは、今回の裁判官は、教科書的な判断をしたにすぎないと思います。頭が固い!たとえれば、プロレスの試合で相手がナイフを隠し持っていたので、いすをぶん投げて対抗したら退場処分にされたようなもの。
この場合、いすを投げなかったら死ぬかもしれないのですから正当防衛です。

TOBをしていたフジは、正直者が馬鹿を見たことになる。TOBをしないで大量買付けしていいなら、法律は正直者のじゃまをしているだけ。
高裁で逆転することを期待します。

Posted by 江川 at 2005年03月13日 15:53
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