2005年03月03日

イジワル気分で眺める2つの動き

ニッポン放送株の件で、目に付いたことが2つ。

1つ目は、ライブドアの堀江社長が外国人記者クラブで記者会見...というか、半ば講演のような感じだと思いましたが、そこでのことばが印象的。

投資家も、個人も含めてもっともっと勉強しないと、ずる賢い人たちに騙されちゃいますよ

で、にやっと笑ってました。あははは。
自分が「騙す側」だと自覚している、というのは、この画像にはっきり現れちゃいましたね。
だからTVはこわい。本人が表現しようとしていないことまで、ぽろっと出ちゃうんですね。
笑えます、ほんと。

けれど、ライブドア株の分割祭りで大怪我をした人にとっては笑い事じゃありませんね。
これを見て「おりゃー、ワシはお前にだまされたんやー!」とTVに灰皿を投げつけた人が全国で20人くらいいたとしても僕は驚きません。

◇◆◇

もう1つは、ニッポン放送の「社員一同」による声明(オリジナルの全文)。
私なりにポイントと考えられる部分を取り出すならば、
特に、私たちは先輩たちから伝承されてきた放送人としての精神を大切にしております。それは、「リスナーのために」です。
を受けて、
一方、ライブドア堀江貴文社長の発言には「リスナーに対する愛情」が全く感じられません。ラジオというメディアの経営に参画するというよりは、その資本構造を利用したいだけ、としか私たちの目には映りません。
がメインでしょうか。

日経新聞によれば(こちら)、
2日夜、ニッポン放送本社で緊急の社員総会を開き、全員一致で声明文の対外発表を決めた。役員を除く全社員238人のうち177人が出席、40人が委任状を出したという。
とのことなので、238人中217人が支持している声明だということになります。ニッポン放送内の堀江支持派は最大でも21名、と。

ただ、これを額面どおりに受け取るのはナイーブすぎますよね(「ナイーブ」をほめことばとして使う人も多いのですが、本来は「世間的な面でignorant(無知)」というような意味...)。
邪推で申し訳ないのですが、役員レベルから一般社員のまとめ役レベルに「社員も堀江はイヤだと言っている、という声を出してくれないかな」とか依頼があって...

と、最初はそのように考え、書こうと思っていたのですが、考えているうちに「イヤ、本当に社員が自発的に動いたのかも」と思えてきました。
当事者ですものね。
それに、声明の全文を読むと、役員クラスが介入して書かせたような雰囲気には思えないんですよね。そんなカンはあてにならないとは思いますが。

なので、「イジワル気分」で眺めるとタイトルを付けたものの、ニッポン放送の社員の皆さんにはあまり意地悪な視線を向けられなくなり、尻すぼみの妙なエントリになりました...


posted by つきっつ at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュースウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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