2005年03月16日

キャスティング「ヴォウト」

ニッポン放送争奪戦がらみで、村上ファンドがキャスティングボーを握っている(「持っている」など)、という記事をいくつか見ました。

ボードは板ですよね。で、キャスティングって何?
なんて、誰も気にしてないのかなぁ...

仮にライブドアとフジテレビが49%ずつで村上ファンドが残り2%を持っているという状況だと(実際にはライブドアが単独で過半数に達したようですが)、村上ファンドの動向次第でどちらが勝つかが決まるわけで、そのようなときにこのことば、casting voteが使われるのですね。

castは投げるというような意味で、釣りをやる方はキャストするという言い方をなさるのではなかったでしたっけ。
voteは票ですね。
発音としてはキャスティングヴォウトに近く、日本的に書くなら「キャスティングボート」が一般的なはず。

なぜ「ボート」が「ボード」に化けてしまうんでしょう?
公園の池に浮かんでいるボートの方が、建築材料の石膏ボードよりもなじみがあるような気がするので、「ド」に引っぱられるのは不思議な気がします。
言いやすいのでしょうか。
このくらいはちゃんとしようよ、と思います。

そして、じゃあ「ボート」と「正しく」書けばよいのかというと、まぁそうだけど、でも、そろそろ「ヴォウト」と書く人がちらほら出てきてもいいんじゃないかぁ、と思います。

みんなが「はい、今日からヴォウト」とする必要はないでしょうけれど(というか、そんな世の中はキモチワルイ)、「やっぱり英語習ってるんだから、bとvの区別とか、やってみようかな」という人が増えてもいいんじゃないかと。
その一方で、「日本語を使おうよ、”決定権”じゃダメ?」なんて言う人もいるといいなぁ。

■3/27追記:そういえば「ボード(board)」には「会議(委員会)」のような意味もありましたね。「ボードメンバー」なんてことばも最近は聞くことが増えてきました。その影響もあるのかな?■


posted by つきっつ at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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