2005年03月30日

テレビの罪

テレビを見て気になったこと2つ。
1. 福沢アナの「物議」
2. 温暖化解決のジャンプ

いえ、例によって大したことではないのですが。

昨日、TVを見ていたら、日本テレビの福沢朗アナが「自分は14年前のプロレス中継で、場外乱闘中に興奮してしまい、机の上に乗った選手を押して相手選手の上に落とした」という映像を紹介していたのですが、そのことが「物議を醸し出した」と何度も言っていました。
はぁ?物議は「醸す」もんでしょ
「醸し出す」のは、「〜な雰囲気を」みたいな使い方じゃなかったでしたっけ。

いや、この程度のこと、一般人の発言なら目くじら立てません。
けれど、髪の毛をちゃんと切れない美容師さんがケチを付けられるのと同じように、ことばを間違うアナウンサーは非難されて然るべきだと思うんですよね。
ことばのプロとしてお金をもらっているわけなんだから。

「物議を醸す」なんて、ふだんは使わない言い回しだけに、テレビで聞くとそのまま覚えちゃう人が多そうだし。

◇◆◇

今日は、ちらっと見たバラエティー系番組で「2006年7月20日のドイツ時間コレコレ(秒まで指定)に世界のどっかとどっかのあたりで6億人がいっせいにジャンプすれば、地球の軌道がちょっと変わって太陽から遠ざかり、一気に温暖化解決」というドイツ人気象学者の説を紹介していました。
すでに9000万人がHPで登録済み(「自分は参加するよ〜」)とか。

でも、これって、ジャンプする瞬間に地面をギュッと押しつけたぶん、着地のときにどすんと逆方向の力を加えるので、無意味なんですよね。
ジャンプと着地のどちらが効果あると言っているのか、つまり、どっち方向に動くと主張しているのか、興味あるなぁ。

これを扱っている日本のサイトを覗いてみたら、それをわかって「どうせネタだし」みたいなスタンスでしたが、テレビで「気象学者が」とやると「そうなのかー」と信じる人も多いでしょう。

番組を作った人がその説を信じているかどうかはわかりませんが、「そんなことがありうるのか」ぐらいは調べて、その上で「このウソ情報を信じる人が出ないようにするには」って考えてほしいなぁと思いました。
だって、今ごろ子供に「ね、ね、すごいね。僕もやりたいから、その日、海外旅行に連れてって〜(日本じゃダメみたいなんですよ)」なんて言われて困ってる方もあるかもしれないし。

あなまりゴミ情報を流さないでほしいなぁ、てれびくん。


posted by つきっつ at 22:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ。
この手のゴミ情報といいますか、トンデモといいますか、これって「大人の余裕」で笑って見過ごしていると結構、後が怖いなあと思います。
あれだけマスコミ馬鹿にして、フジの悪口言ってるくせに、みんな結構、「信じてる」んですよね。変なの〜、マスコミを嘘つきだって言うけど、その嘘信じてるじゃないか〜とか思います。
Posted by acoyo at 2005年03月31日 16:54
acoyoさん、こんにちは
またもおいでくださって、そしてなんだか思いつきのエントリにコメントくださって、ありがとうございます。
テレビって、「無意識の影響」について作る側も見る側も鈍感すぎないか?と常々思っています。

山手線車両内の液晶。テレビで見慣れたCMが映ったとき、頭の中でセリフも音楽もきれいに再生されて”聞こえる”というのを初めて経験したときは、「おぉー」とおもしろく感じた数秒後に怖くなりました。洗脳の親戚ですよね。
Posted by つきっつ at 2005年03月31日 18:20
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