2005年06月01日

十年一日の「コメントできない」報道

銀行預金を不正に引き出された方15名が「金融機関の側は被害が広がっているのを知りながら対策を取らなかった」として被害額の全額補償を求める裁判を起こしたそうです。

で、それを伝えるNHKニュースで、訴えられた金融機関のうち2つについて「訴状を見ていないのでコメントできない」と言っています、といつものセリフを繰り返していました。

進歩しないなぁ。

判決が出たときも「まだ判決文を詳しく見ていないのでコメントできない」と言っています、という定番がありますね。
もちろん「きわめて不当な判決で...」、「当方の主張が認められて...」、「関連各方面と協議して対応を...」というバージョンもありますが、「まだ」見ていないというコメントを伝えるだけで終わってしまうニュースというのが昔から不可解です。

子供の頃、「直後じゃなくて見終わった頃に聞けばいいのにー」と思ったものです。いや、今でも基本的には似たような感覚。

「xxの広報部は、取材に対して”まだ訴状を見ていないのでコメントできない”と回答しました。訴状は明日の正午までに届けられる見込みですので、明日の午後、もう一度取材を申し込みます」とか、「訴状は3日前に届けられているはずですが、広報部の回答は”まだ訴状を詳しく見ていないので何も申し上げられない”でした」とか、ちょっと突っ込んだ動きも見せてほしいなぁ。

「まだ」と言っています、と伝えて、「まだ」じゃなくなってからのことを伝えないって、「ガキの使いやあらへんでー」というのがごく自然な反応だと思うのですが、マスコミ内部の人は、イライラしないんですかねぇ、こういう「報道」(っていうかただの伝言)を見て。
posted by つきっつ at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュースウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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