2005年06月04日

「バタフライ・エフェクト」

気になっていたものの、なんとなく見に行っていなかったのですが、きのうの晩調べてみると今日で終了と判明。
で、見てきました(日本語公式サイト)。

よかったです。かなり。あまりヒットしなかったらしいのが不思議というか悔しいというか。
<以下、ネタバレというほどのことは書いていませんが、近所でこれから上映されるという方、いずれDVDが出たときに見ようという方は、まっさらな状態で見たい場合はここまでで>

サスペンス ドラマのように始まり、SF的な展開になり(別に宇宙人が出てくるわけではありませんが、現象としてはちょっとSF的発想かと)、煮詰まってくると人間ドラマ...というほど深くないかな、でもまぁ主人公の気持ちが恋愛というか青春というか人生というか。

なんとなく玄人向けのようなイメージができてしまったためにヒットしなかったのかなぁと思いますが、作りとしてはエンターテイメント。少なくとも私は、ちょっと派手めの音響で「わぁ」とびっくりさせてもらったし、特殊な設定をわかりやすく説明してくれる映像で、別に難しい映画ではなかったんだがなぁ...ぶつぶつぶつ

細かく突っ込めばアラはありそうですが、おもしろいストーリーを映画ならではの形で仕上げてくれていて(つまり脚本がうまいってことかしらん)、複雑に見えてわかりやすく、楽しめる映画でした。

「切ないハッピーエンド」と宣伝されているエンディングについては、大きな意味を求めてしまうと安っぽい終わり方にも見えてしまうのでしょうけれど、私は見ていて違和感なく受け入れました。青春映画の伝統(?)っぽいほろ苦さとして軽く受け止めればいいのではないかな、と。

そして、この映画が自分の肌に合うと思う一番の理由は、ハリウッド大作のように単一テーマをゴリゴリ前面に出して勝負するのでなく、曲がりくねっている感じ、いくつかの要素が重なっている感じがあったこと...だと思います。
まぁ、あくまでも娯楽作品なので「重層的な深みを感じさせる」などと大げさなことは言いませんが。

◇◆◇

この先ちょっとネタバレに近くなりますが、人によっては「ふーん、それならおもしろそう」と思ってくださるかもしれません
◇◆◇


雰囲気の近さ、そして設定は異なるのですが何となく近いような気がしてしまう作品としては、「メメント」、「シックス・センス」、「バック トゥ ザ フューチャー」あたり。
北村薫さんの小説「スキップ」の要素もちょっとだけ混じっていると言えなくもなくて、あ、そういえば見ていて「12モンキーズ」を思い出した瞬間がありました。

最初のほうのいくつかの場面では画像とともに大きな音がバンと飛び出してびっくりさせてくれるので、できれば映画館で見ていただきたい作品ですが、DVDでも十分楽しめると思います。
え?ウチは100インチ画面と5.1chシステムが地下室にある?
いいなぁ、招待してくださいよ(笑)

あ、ヒロイン役の女性はきれいですが、さまざまな状況(詳しくは言えない...)で登場するので表情がいろいろ。どれもうまく雰囲気が出ていたと思います。
そのうちの1つでは「このメイクはどうやってるんだろう?」とストーリーに関係ないことを考えてしまいました。
posted by つきっつ at 01:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画・音楽・アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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