2005年08月19日

停滞は逆行なり

国民新党ですか、へー。

今日は自分の2/3の年齢の人と飲んできたのですが、政治なんか知らないよーという感じの彼女も、彼女の2つ年下の友人も、郵政民営化のキモは郵貯資金から特殊法人への流れである、しかしマスコミはなぜかそれをあまり取り上げない、ということを認識しているということを知り、驚きました(ごめん)。

「民営化されたら田舎の郵便局はなくなるんです。それでいいんですか!」と、「国民のみなさまの味方」のような顔をしている民営化反対の人々の嘘くささは、政治に強い関心を持っているわけではない人々にもバレバレのようです。

「郵便局なくなるぞ」という人には、ヤマト運輸の宅急便が
・ビジネスとして成功し
・郵便局の小包よりも圧倒的な支持を受けてきた
---しかも旧運輸省の徹底した卑劣な妨害に遭いながら---歴史をどう説明するのか聞きたい気持ちでいっぱいです。
それに、利益を上げるということは、そこから税金を払うってことですからね。税金を消費して納税しない郵政事業と比較したら、どれだけ国民のためになっているか、考えるまでもなく明白です。

◇◆◇

酔っているので話が飛ぶのですが(実はしらふでも飛びやすい)、先日、たしか日経新聞で、私の尊敬する丹羽宇一郎さんが「国は5年で5%の経費節減などという話をするが、それは1年間で100本の鉛筆を使うのを毎年1本ずつ減らすという話で、何もしてないのと同じ。民間なら1年で5%、10%が当たり前」というような(記憶に頼っているので「5%、10%が当たり前」というところは間違っているかもしれません、申し訳ありません)ことを書いていらっしゃいました。

◇◆◇

国民「新」党の方々も、5年で5%という発想も、30年前の日本と30年前の世界という恵まれた前提条件の下ではOKだったでしょう。
でも今はそんな余裕はないんですよね。
地球規模では環境問題、技術の成熟、競争激化→経済成長の行き詰まり。
日本を見ればGDPの1.6倍という異常な借金、歴史上どんな国も経験したことのない急速な高齢化→年金、税金問題。

フツーの国民も、それを肌で感じているのでしょう。ことばで説明できなくても。

国民「新」党の方々は、昭和30年か40年代から今まで、永田町だか国会議事堂だか取り巻き連中の作ったお城だかにこもって、世の中の変化を感じていない人たちじゃないでしょうか。

◇◆◇

世の中は変化しています。政治家は未来を見なければいけないのに、過去の思考から脱却できていないという点で、彼らはとっくの昔に滅んでいるべきだった存在じゃないでしょうか。
posted by つきっつ at 00:45| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュースウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ニューズウィークの論説は、とてもアメリカンではありましたが、まともでした。後で文春を見ると、笑えるくらい、「弱者いじめ」と小泉の腹黒の一本調子。
でもね、特定郵便局が無くなって本当に過疎の村の何が困るのかの説明は成されないままでも、それが=「弱いものいじめ」の図式ってまだ信じてる国民も多いんですよ。それはうちの親あたりの戦後民主主義派と話してると、そう思います。
Posted by acoyo at 2005年08月20日 01:35
TVでどなたかが「国の予算は年間80兆円、選挙は3年に1回くらい(衆院の平均解散間隔のことでしょう。参院は常に3年ですね)、なので国民ひとりあたり200万円の決断」と話しているのを聞いて、面白いと思いました。

国の未来を決める200万円分の買い物を「弱いものいじめ」がどうこうという情緒に流されて決断していては、と思うのですが、まぁたしかにウチの親もおそらく...

ところで国民新党のHP、あまりの安っぽさに呆れます(http://www.kokumin.biz/)。見た目もセリフも三文芝居そのもの...
Posted by つきっつ at 2005年08月20日 13:22
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