どこまで馬鹿なんでしょうか。
新潮は相変わらず覗き趣味の小ネタがメインですが、文春と朝日は
「国民の馬鹿どもよ、俺たちのいうことを聞かずに小泉を支持するから、これから増税その他で苦しむぞ」
と言いたくてたまらないようで、なんとか我々を後悔させようと躍起です。
個別の話は取り上げるのが空しいのでパス...あ、ひとつだけ。
記事は読んでいませんが(お金がもったいない)、「増税」という文字は誰もが「やだ」と反射的に思うので彼らにしてみると部数を稼ぐのに便利な話題なんでしょうけれど、
・控除廃止と増税は別枠で考えるべき
・(↑と関係しますが)現在の控除制度はちょっとおかしくない?
・課税最低水準、高すぎない?
・所得税、消費税、年金もろもろ合わせて国民負担率の話をしようよ
などと思います。
つまり、もうちょっと水準上げてくれ、と。
俺たちがお前らを導いてやる、みたいな物言いをしているのに実はとってもレベルが低いんだということは、最近レベルの高いブログがどんどん出てきているので、気付く人が増えているんじゃないかと思います。
個人で毎日(もしくは頻繁に)質の高い記事を書いていらっしゃる方がおおぜいいらっしゃるわけで、そういう人たちを見ると、「あれだけの人数と高い給料で、アウトプットはこれだけかよ」という気になります。
今回の選挙がらみの報道では、それを強く感じました。
さらば週刊新潮、週刊文春、週刊朝日(もともと滅多に読んでなかったけど)。
いやぁ、世の中いろいろ変化していきますねぇ。
そいで、一番不思議だったのは、「導きたい」ジャーナリストってのは2ちゃんが嫌いでブログが大好きで「こりからのいんたらくちぶなめでぃあはぶろぐだい」とおっしゃってます。
なのに、今回の国民精神総ダンシング理論に対して、そういう人こそ何で、「違うよ。板でもブログでも建設的な議論は一杯あったよ」と書かないんだろう。不思議です。
「今まで民主党支持だったけど、今回は悩んだ挙げ句(ここ重要。ダンシングじゃないって意味で)自民」て人が多かった(ように思える)ことの意味、ってのが大事だと思うんですよね...当たり前かぁ...うーん...
何が起こってるかわからないのと同時にわかりたくないのかもしれませんね。そういう人は。