2005年11月03日

「憧れる」ということ

ときどきペアになって思い出すことばがあります。
1つは大昔に読んだ「恋子の毎日」(ジョージ秋山)というコミック(参考リンク)の中のセリフで、恋子の旦那であるヤクザのサブが言う「若いうちはもっといろんなものに憧れろ」というもの。

もう1つは、これもかなり昔(10年以上前だと思います)に見た新聞のテレビ欄のコラムで、ドラマの中のセリフを取り上げたもの。山崎努が扮する陶芸家かなにかが若者に言うセリフで、ドラマ自体は見ておらず、セリフもうろおぼえなのですが、意味としてはたしか「届かないものを求めて乾いていることが大事だ。簡単に手に入るもので満足していてはいけない。しかし、あまり届かないものを求めてばかりいると、心が無力感に支配されて弱ってしまうから、ある程度手に入るものを求めることも必要だ」というような...と、文字にすると何だか違っているようで不安なのですが、そのようなこと。
中学の保健の授業で「要求水準」なんてことばを習った記憶があり、まぁそういう簡単な話だと言ってしまえばそうなんですが。

◇◆◇

憧れってのは、引力じゃないかな、などと思ってみたり。

先日ご紹介した『人はなぜ「美しい」がわかるのか』(橋本治)を思い出してみたり。

あてどない旅であっても、やっぱり遠くの美しい山か何かを目指したいもんだな、などと思ってみたり。

の秋でした(ちょっとナマの感じで書いてみたらやっぱり恥ずかしいけど、まぁこのまま)。


posted by つきっつ at 14:43| Comment(2) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この「憧れ」の話は、前に書いてらした「価値」と「価格」の問題にもリンクする気がします。自分にとっての価値の問題として。
んで、ここに書くのも何だし、褒められたから書くわけでもないですが、意見が合う時も合わない時も、「自分の答えを探すために、ホントに考えてる」ブログって、実は少ないので、つきっつさんとこはとても好きです。つか、ほっとします。
コメント書いてないときも、いつも必ず楽しみにロムっておりますんで、これからもがんばって書いてね〜♪
Posted by acoyo at 2005年11月04日 15:12
これ読んで、過大評価と思いつつも思いっきり喜んでしまいました、ははは。
すっごく抽象的なんですが、「死ぬ前に納得したい」って感じなんですよ。世界のすべてについてナルホドと思える魔法の杖があるとは思いませんが、こつこつ積み上げて何か作れないかなぁというような。
あぁさらに抽象的...
Posted by つきっつ at 2005年11月06日 12:33
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